英語耳は何歳でできる?
幼児の英語教育は必要なのか?
ちょっとかわいそうな気もしておりますが、メリットはあるようです。
英語耳とは何?
日本語耳に対する英語耳。日本語と英語の発音の大きな違いは、日本語には、子音の連続音節がないこと。私たちは英語を聞き取る時も、母音をくっつけて聞き取ろうとしているようです。
例えば、”abzo"という英語の音節。日本語話者は、”abuzo"と、bの後にuをつけて聞き取ろうとしているらしいのです。
心当たりありますね。
いくつから日本語耳になるの?
理化学研究所の研究では14か月で、英語耳、日本語耳はできるという結果です。
それまでは、単なる音でしかなかった赤ちゃんが、言葉として理解するようになるころと合致するでしょうか。
14か月を過ぎれば、もう英語耳はできないの?
ニューヨークで、英会話の先生から聞いた話ですが、日本人の友人が、まるでネイティブ並みの英語力だったそうです。理由を聞くと3歳まで、アメリカに住んでいたそうです。
三歳まで、英語に触れる生活をしていると、英語耳は維持できるという例です。
知人の話で、4歳の時、英語の映画を気に入ってみていた子供がそこで話す英語を口ずさんでいたそうです。特段、英語教育を意識していたわけではなく、好きな映画が、それだっただけです。すると、高校生の時には、英検準一級レベルになり、ジャッキーチェンのファンになるなり、一年で広東語で会話できるようになっていたそうです。
日本語の音節以外の音節を幼児期に聞き分けることができるようになれば、次の言語習得のハードルが下がるいい例です。
ただ、この方の語学力の才能であった可能性は捨てきれませんが。。
帰国子女だった先輩
先輩は、6歳から12歳までアメリカにいました。中学入学のタイミングで帰国しましたが、初めは、教師の日本語を聞き取るのに苦労したそうです。家庭では、母親が英語を話せないことから、日本語だったにもかかわらずです。英語耳になっていたのです。
先輩の例から言えるのは、6歳からでも、英語耳はできるということです。
大人でも英語耳はできる?
ニューヨークの知人の話。彼女は、学力優秀で、英語も好きだったようです。そして、結婚をしてニューヨークへ。語学学校に行って、英語を学び直し。日常生活では全く問題ないながらも、ネイティブ同士の会話は理解できないと言っていました。
まとめ
英語耳を作るには、6歳くらいまでに、ネイティブの英語に触れることが重要なようです。子供の好きな、映画や音楽も有効。
巷で、勧められるシャドウイングが、英語学習に有効だというのはここからくるのですね。私たち大人になれば、難しいかもですが、子音連続音節を意識して、再チャレンジしましょう!